2020.1.22(5)

secret

津西高校野球部というのは
恐ろしく練習が
厳しい高校だった

坂ダッシュの
激しさ
10キロ走った後の
軍隊
のような
行進

この

軍隊
自衛隊超え

これがしんどいのだ


普通に走るだけなら良いのだ
その後
ある
のだ

しかし
三重県内で
この高校野球のチームのカラーが
好きな
高校野球ファン
というのは

多い

のだ。
この
津西高校野球部31期生のメンバーも
このカラーに
憧れてきて
入ってきた人が
多かった
俺もそうだった

しかし
なんせ

しんどい

のだ
毎日辞めたい
と思っている

後何年何ヶ月で
辞めれる
毎日
日にち
を数えて
いる
感じ
だ。

後2年
後1年3ヶ月
数えているのだ

本当に。

そして
野球部に入って半年程経った後

この半年がこんなにしんどいものだと
知っていたら
この野球部に
入れなかったな
知らなかったから
やれたんだな

と思った
思うのだ

恐らく

全員

思った。

そういう
チーム
なのだ

しかし
この厳しい練習の根底にあるもの
それは
何か
結局

同じ学年のメンバーの仲が悪い

これの裏返しで

作られている

世界観

なのだ。

つまり
同じ学年のメンバーの仲が悪い
と話したく
ないではないか

故に
孤独?になり
練習がどんどんどんどん
ハードになっていく
メンバー内で
どんどんどんどん
ハードにしていく
年をおう?事に

そういった
チーム
だった。

それがスタンドから
見ると
美しく見える
世界観
なのだ

つまり
津西高校野球部が好きな人からすると
やった側はこんな感じなんだよ
という

県でもそういったジャンルでは
ズバ抜けて
県1
の高校だった
甲子園に行くようなチームのメンバーが

何でそこまでやるの?
意味ある?

と言う感じ
チーム

なのだ。

そこを
この津西高校野球部31期生
キャプテン
板倉勇気

彼は
この世界観
チームを

チーム全員が
仲が良い

これで
作り上げた

のだ。

つまり
先輩達
過去のメンバーは

スタンド??
ダサすぎる
一般の生徒に
恥ずかしすぎて
顔向けできない
と必死に
なっていた
そのチームの中で

田端ゆうたは

初めから

俺はスタンドだ
戦う

のだ。

そして
チームのメンバー誰一人
田端を下に見る人はいない

つまり
上手い下手どうでも良いからだ

しんどい
だけなのだ
思う事が

つまりこの31期生

上の学年

横のつながりは

ズバ抜けている

いつも
言われていた

下の学年からも
言われて
いた

つまり
この

同じ学年のメンバーの仲が悪い

が作り出す
世界観を

同じ学年のメンバーの仲が皆良い

で作り上げた
世界観
だったのだ

これは
革命
だった

そして
高かった

恐らくこれも

火の
原理

この国は今世界で最も

治安の悪い
国だ。